心理学試験のための問題と資料

公認心理師試験をはじめとした、心理学試験のために作成した問題をのせています。問題は専門書から一部抜粋し変更して作成しています。お役に立てると嬉しいです。

問題51-55

問題

問題51  Aにあてはまるものを選びましょう。

機能・形態障害、能力障害、社会的不利を合わせたものの全体が「障害」である、障害にはこの3つの「レベル」があるのだ、という理論を打ち出したのは、何といっても(A)の大きな功績でした。

1.ICD-10 2.ICIDH 3.DSM‐Ⅲ 4.ICF 5.FBI

 

問題52 ICFについてAに当てはまるものを選びましょう。

(A)とは、「人が生きること」の全体を示すもので、「心身機能・構造」「活動」「参加」の三者は(A)の3つのレベルを示しています。

1.生活機能 2.障害分類 3.環境因子 4.QOL 5.自己決定権

 

問題53  Aにあてはまるものを選びましょう。

(A)は「障害」というマイナス面にだけ注目していましたが、(B)は「生活機能」というプラス面に注目するように大きく変わりました。

1.ICF 2.ICIDH 3.CIA 4.MMSE 5.DSM‐5

 

問題54 A、BおよびCに当てはまるものを選びましょう。

ICFがICIDHから進歩したもう1つの大きな特徴は、(A)というものを導入したことです。(中略)(A)には2つあって、1つが(B)、もう1つが(C)です。

1.ストレス因子 2.個人因子 3.環境因子 4.背景因子 5.多因子

 

問題55 A、BおよびCに当てはまるものを選びましょう。

ICFの、もう1つの重要な変化は(A)です。「障害」(B)を起こす原因は、ICFでは疾患・変調(病気やけが、その他の異常)とされていましたが、ICFではそれだけではなく、(C)・高齢(加齢)・ストレス状態その他いろいろなものを含む広い概念となりました。

1.気分変調 2.健康状態 3.家族環境 4.生活機能低下 5.妊娠

 

 

 

 

解答

題51 解答 (A)ー2.ICIDH(国際障害分類

(出典:ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット) きょうされん・p9)

 

問題52 解答 (A)ー1.生活機能

(出典:ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット) きょうされん・p15‐16)

 

問題53 解答 (A)ー2.ICIDH (B)-ICF

(出典:ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット) きょされん・p17)

 

問題54 解答 (A)ー4.背景因子、(B)-3.環境因子、(C)-2.個人因子

(出典:ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット) きょうされん・p22)

 

問題55 解答 (A)ー2.健康状態、(B)ー4.生活機能低下、(C)ー5.妊娠

(出典:ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット) きょうされん・p26)

 

 

 


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